TEL. 0725-92-2471
〒594-11356大阪府和泉市仏並町1186-1
東織布工場は、「和泉木綿」を製造加工する綿織物工場です。
日本最大の泉州機業地の発祥は非常に古く、600余年前の室町時代に、この地で綿の栽培を行い、それを手紡・手織りしたのが始まりとされています。江戸時代には「和泉木綿」の名で広く日本国中に知れわたり、国内の中心的な綿業地帯を形成するに至ったのです。 以来、数々の変遷を経て、静岡県、愛知県、兵庫県と共にわが国の四大産地の一つとして発展してきました。
現在では、衣料織物を始め、工業資材用織物、寝装寝具用織物など広範囲にわたる数多くの品種を製織。 さらには、海外市場への輸出や国内需要に対する素材供給地としても大きく発展を遂げてきました。 浴衣に代表される和泉木綿は、現在でも伝統技法を継承しながら和晒・注染の加工工程を経て、木綿のやさしさ、注染の深みのある光沢とともに商品にいかされています。